太宰 治

碧眼托鉢

――馬をさへ眺むる雪の朝かな――

新字新仮名 約5,792字・読了目安12分

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ボオドレエルに就いて 「ボオドレエルに就いて二三枚書く。」 と、こともなげに人々に告げて歩いた。それは、私にとって、ボオドレエルに向っての言葉なき、死ぬるまでの執拗な抵抗のつもりであった。かかる終局の告白を口の端に出しては、もはや、私、かれ…

作品情報

初出ボオドレエルに就いて「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>ブルジョア芸術に於ける運命「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>定理「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>わが終生の祈願「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>わが友「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>フィリップの骨格に就いて「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>或るひとりの男の精進について「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>生きて行く力「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>わが唯一のおののき「日本浪曼派 第二巻第一号」1936(昭和11)年1月1日<br>マンネリズム「日本浪曼派 第二巻第二号」1936(昭和11)年2月1日<br>作家は小説を書かなければいけない「日本浪曼派 第二巻第二号」1936(昭和11)年2月1日<br>挨拶「日本浪曼派 第二巻第二号」1936(昭和11)年2月1日<br>立派ということに就いて「日本浪曼派 第二巻第三号」1936(昭和11)年3月1日<br>Confiteor「日本浪曼派 第二巻第三号」1936(昭和11)年3月1日<br>頽廃の児、自然の児「日本浪曼派 第二巻第三号」1936(昭和11)年3月1日
分類NDC 914
公開日2005-04-24
最終更新2016-07-12
底本 「太宰治全集10」ちくま文庫、筑摩書房
入力土屋隆
校正noriko saito

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