太宰 治

悶悶日記

新字新仮名 約1,535字・読了目安3分

この作品を読む Amazonで探す

月 日。 郵便受箱に、生きている蛇を投げ入れていった人がある。憤怒。日に二十度、わが家の郵便受箱を覗き込む売れない作家を、嘲っている人の為せる仕業にちがいない。気色あしくなり、終日、臥床。 月 日。 苦悩を売物にするな、と知人よりの書簡あり…

作品情報

初出「文芸 第四巻第六号」1936(昭和11)年6月1日
分類NDC 915
公開日2005-04-23
最終更新2016-07-12
底本 「太宰治全集10」ちくま文庫、筑摩書房
入力土屋隆
校正noriko saito

太宰 治の他の作品

太宰 治の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。