宮本 百合子

錦木

新字新仮名 約52,339字・読了目安105分

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(一) 京でなうても御はなは咲いた 恋の使の春の小雨が たよりもて来てそとさゝやけば 花は恥らふてポト笑んだ 京でなうても御はなはさいた。 にわかのあたたかさ、夢から現にかえったように、今更事々しく人の口葉にのぼる花見の宴をはる東の御館と云…

作品情報

分類NDC 913
公開日2009-05-20
最終更新2014-09-21
底本 「宮本百合子全集 第二十八巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正土屋隆

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