田中 貢太郎

庭の怪

新字新仮名 約2,947字・読了目安6分

この作品を読む Amazonで探す

加茂の光長は瓦盃に残りすくなになった酒を嘗めるように飲んでいた。彼はこの二三日、何処となしに体が重くるしいので、所労を云いたてにして、兵衛の府にも出仕せずに家にいた。未だ秋口の日中は暑くて、昼のうちは横になったなりに体の置き処のないようにし…

作品情報

分類NDC 913
公開日2001-02-23
最終更新2014-09-17
底本 「日本の怪談」河出文庫、河出書房新社
入力大野晋
校正松永正敏

田中 貢太郎の他の作品

田中 貢太郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。