宮沢 賢治

かしはばやしの夜

新字旧仮名 約8,013字・読了目安16分

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清作は、さあ日暮れだぞ、日暮れだぞと云ひながら、稗の根もとにせつせと土をかけてゐました。 そのときはもう、銅づくりのお日さまが、南の山裾の群青いろをしたとこに落ちて、野はらはへんにさびしくなり、白樺の幹などもなにか粉を噴いてゐるやうでした。…

作品情報

初出「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
分類NDC K913
公開日2003-05-15
最終更新2014-09-17
底本 「宮沢賢治全集8」ちくま文庫、筑摩書房
入力あきら
校正伊藤時也

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