宮沢 賢治

葡萄水

新字旧仮名 約3,936字・読了目安8分

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(一)[#「(一)」は縦中横] 耕平は髪も角刈りで、おとなのくせに、今日は朝から口笛などを吹いてゐます。 畑の方の手があいて、こゝ二三日は、西の野原へ、葡萄をとりに出られるやうになったからです。 そこで耕平は、うしろのまっ黒戸棚の中から、兵…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-05-03
最終更新2014-09-17
底本 「新修宮沢賢治全集 第十巻」筑摩書房
入力田代信行
校正今井忠夫

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