今朝の雪
新字新仮名 約11,892字・読了目安24分
太陽が照り出すと、あたりに陽気な雪解けの音が響きはじめた。 どこかの屋根から小さい地響きを立てて雪がすべり落ちる。いろいろな音いろで、雨だれがきこえはじめ、向いの活版屋の二階庇にせわしないしぶきがとんでいる。昼に間もない時刻の日光が、そちら…
作品情報
| 初出 | 「婦人朝日」1941(昭和16)年4月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2002-06-05 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「宮本百合子全集 第五巻」新日本出版社 |
| 入力 | 柴田卓治 |
| 校正 | 原田頌子 |
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