クラルテ ジュール 、森 鴎外 (翻訳者)、森 林太郎 (翻訳者)

猿

新字旧仮名 約5,238字・読了目安10分

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猿と云ふものは元から溜まらない程己に気に入つてゐる。第一人間に比べて見ると附合つて見て面白い処がある。それから顔の表情も人間よりははつきりしてゐて、手で優しく搦み付くところなぞは、人間が握手をするよりも正直に心持を見せてゐるのだ。それから猿…

作品情報

初出「新日本 三ノ三」1913(大正2)年3月1日
分類NDC 953
公開日2001-09-15
最終更新2016-02-01
底本 「鴎外選集 第14巻」岩波書店
入力tatsuki
校正浅原庸子

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。