吉江 孤雁 、吉江 喬松

夢

旧字旧仮名 約1,243字・読了目安2分

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不圖昔の夢が胸に浮んで來た。 私は或る山へ登らうとしてゐた。禿山で、頂には樹木も無い。草花が所々懸崕の端に咲いてゐる。私の傍には二人の小兒が居た。一人は男の兒で六歳ばかり、一人は女の兒で四歳ばかり、男の兒は先きに立つて登つて行く、女の兒は私…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-05-08
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆14 夢」作品社
入力土屋隆
校正久保格

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。