座興に非ず
新字新仮名 約1,962字・読了目安4分
おのれの行く末を思い、ぞっとして、いても立っても居られぬ思いの宵は、その本郷のアパアトから、ステッキずるずるひきずりながら上野公園まで歩いてみる。九月もなかば過ぎた頃のことである。私の白地の浴衣も、すでに季節はずれの感があって、夕闇の中にわ…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 1999-10-13 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「太宰治全集3」ちくま文庫、筑摩書房 |
| 入力 | 柴田卓治 |
| 校正 | 小林繁雄 |
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