太宰 治

新樹の言葉

新字新仮名 約14,776字・読了目安30分

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甲府は盆地である。四辺、皆、山である。小学生のころ、地理ではじめて、盆地という言葉に接して、訓導からさまざまに説明していただいたが、どうしても、その実景を、想像してみることができなかった。甲府へ来て見て、はじめて、なるほどと合点できた。大き…

作品情報

初出「愛と美について」竹村書房、1939(昭和14)年5月
分類NDC 913
公開日1999-11-17
最終更新2016-02-01
底本 「新樹の言葉」新潮文庫、新潮社
入力田中久太郎
校正青木直子

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