寺田 寅彦

物売りの声

新字新仮名 約5,767字・読了目安12分

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毎朝床の中でうとうとしながら聞く豆腐屋のラッパの音がこのごろ少し様子が変わったようである。もとは、「ポーピーポー」というふうに、中に一つ長三度くらい高い音をはさんで、それがどうかすると「起きろ、オーキーロー」と聞こえたものであるが、近ごろは…

作品情報

初出「文学」1935(昭和10)年5月
分類NDC 914
公開日2003-03-14
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第五巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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