太宰 治

デカダン抗議

新字新仮名 約3,982字・読了目安8分

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一人の遊蕩の子を描写して在るゆえを以て、その小説を、デカダン小説と呼ぶのは、当るまいと思う。私は何時でも、謂わば、理想小説を書いて来たつもりなのである。 大まじめである。私は一種の理想主義者かも知れない。理想主義者は、悲しい哉、現世に於いて…

作品情報

初出「文芸世紀」1939(昭和14)年11月
分類NDC 913
公開日1999-10-26
最終更新2014-09-17
底本 「太宰治全集3」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正小林繁雄

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