宮沢 賢治

雪渡り

新字旧仮名 約6,821字・読了目安14分

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雪渡り その一(小狐の紺三郎) 雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来てゐるらしいのです。 「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」 お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。 木なんか…

作品情報

初出「愛国婦人」1921(大正10)年12月号、1922(大正11)年1月号
分類NDC K913
公開日2009-02-08
最終更新2014-09-21
底本 「宮沢賢治全集8」ちくま文庫、筑摩書房
入力土屋隆
校正鈴木厚司

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