太宰 治

服装に就いて

新字新仮名 約12,631字・読了目安25分

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ほんの一時ひそかに凝った事がある。服装に凝ったのである。弘前高等学校一年生の時である。縞の着物に角帯をしめて歩いたものである。そして義太夫を習いに、女師匠のもとへ通ったのである。けれどもそれは、ほんの一年間だけの狂態であった。私は、そんな服…

作品情報

初出「文藝春秋」1941(昭和16)年2月
分類NDC 914
公開日2000-01-28
最終更新2014-09-17
底本 「太宰治全集4」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正青木直子

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