組合旗を折る
新字新仮名 約1,764字・読了目安4分
職場の汚れた窓硝子越しに、その時、作業中の従業員達は見たのだ。組合旗を先頭に馘首された五十幾名が列を組んで古ぼけた工場の門をくぐって来るのを。 「おい、来たぜ来たぜ。」 従業員達は操作の手を止めて一斉に眼を窓の外に移した。五日前までは同じ職…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2002-02-19 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7」新日本出版社 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 山根生也 |
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。