太宰 治

一灯

新字新仮名 約3,172字・読了目安6分

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芸術家というものは、つくづく困った種族である。鳥籠一つを、必死にかかえて、うろうろしている。その鳥籠を取りあげられたら、彼は舌を噛んで死ぬだろう。なるべくなら、取りあげないで、ほしいのである。 誰だって、それは、考えている。何とかして、明る…

作品情報

初出「文芸世紀」1940(昭和15)年11月
分類NDC 913
公開日2000-04-27
最終更新2014-09-17
底本 「太宰治全集3」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正渥美浩子

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