宮本 百合子

歴史の落穂

鴎外・漱石・荷風の婦人観にふれて

新字新仮名 約8,771字・読了目安18分

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森鴎外には、何人かの子供さんたちのうちに二人のお嬢さんがあった。茉莉と杏奴というそれぞれ独特の女らしい美しい名を父上から貰っておられる。杏奴さんは小堀杏奴として、いわば自分の咲き出ている庭の垣の彼方を知らないことに何の不安も感じない、自然な…

作品情報

初出「国文学解釈と鑑賞」1938(昭和13)年1月号
分類NDC 367 910
公開日2003-03-31
最終更新2014-09-17
底本 「宮本百合子全集 第十一巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正米田進

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