太宰 治

苦悩の年鑑

新字新仮名 約7,915字・読了目安16分

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時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。こんなのを、馬の背中に狐が乗ってるみたいと言うのではなかろうか。 いまは私の処女作という事になっている「思い出」という百枚ほどの小説の冒頭は、次のようになっている。 「黄昏のころ私は…

作品情報

初出「新文芸」1946(昭和21)年3月
分類NDC 914
公開日2000-04-07
最終更新2014-09-17
底本 「太宰治全集8」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正miyako

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