逸見 猶吉

火を喰つた鴉

新字旧仮名 約6,555字・読了目安13分

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西蔵は世界の屋根といはれてゐるほどで、国全体が高い山々の連りだ。その山々の中でも群を抜いて高く、西蔵の屋根ともいはれるのが、印度との国境に跨るヱヴェレスト山である。その頂上には古い昔から、大理石のやうに硬くて真白な雪が凍りついてゐて、壁のや…

作品情報

分類NDC K913
公開日2008-07-08
最終更新2014-09-21
底本 「逸見猶吉の詩とエッセイと童話」落合書店
入力林幸雄
校正土屋隆

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