宮本 百合子

マリア・バシュキルツェフの日記

新字新仮名 約11,562字・読了目安23分

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暑い日に、愛らしく溌剌とした若い娘たちが樹かげにかたまって立って、しきりに何か飲みたがっている。ああ、これはどうかしらんといって、樹かげの見捨てられた古屋台の中から、すっかり気がぬけて、腐っている色付ミカン水の瓶をひっぱり出して来て、それを…

作品情報

初出「新女苑」1937(昭和12)年7月号
分類NDC 723 914
公開日2003-07-09
最終更新2014-09-17
底本 「宮本百合子全集 第十四巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正米田進

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