宮本 百合子

獄中への手紙

02 一九三五年(昭和十年)

新字新仮名 約19,818字・読了目安40分

この作品を読む Amazonで探す

一月五日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(封書)〕 あけましてお目出度う。私たちの三度目の正月です。元日は、大変暖かで雨も朝はやみ、うららかでしたが、そちらであの空をご覧になりましたろうか。去年の二十八日には、私が家をもったおよろこびを…

作品情報

分類NDC 915
公開日2004-08-27
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十九巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正花田泰治郎

宮本 百合子の他の作品

宮本 百合子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。