宮本 百合子

みのりを豊かに

新字新仮名 約3,817字・読了目安8分

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やっと、ラジオの全波が聴けるということになった。 そのことが放送されたのは、九月下旬の或夜であった。田舎の家で、雑音だらけのラジオながら、熱心に九時のニュースをきき、世界の動きが身に伝わる感じでいたら、それにつづいて、局からのお知らせを申上…

作品情報

初出「人民評論」1946(昭和21)年1月号
分類NDC 070 699
公開日2003-10-18
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十六巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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