田中 貢太郎

鮭の祟

新字新仮名 約4,155字・読了目安8分

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常陸と下総との間を流れた大利根の流れは、犬吠崎の傍で海に入っている。それはいつのことであったか判らないが、未だ利根川に数多の鮭が登って鮭漁の盛んな比のことであった。銚子に近い四日市場と云う処に貧しい漁師があって、鮭の期節になると、女房を対手…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-08-13
最終更新2014-09-17
底本 「日本の怪談(二)」河出文庫、河出書房新社
入力Hiroshi_O
校正小林繁雄、門田裕志

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