宮本 百合子

一粒の粟

新字新仮名 約3,057字・読了目安6分

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○ 或る芝生に、美くしく彩色をした太鼓が一つ転っていた。子供が撥を取りに彼方へ行っている間、太鼓は暖い日にぬくまりながら、自分の美くしさと大きさとを自慢していた。 すると丁度その時頭の上を飛んで行った小鳥が、何かひどく小さいものを彼の傍に落…

作品情報

初出「解放」1920(大正9)年3月号
分類NDC 914
公開日2003-11-03
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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