宮本 百合子

宝に食われる

新字新仮名 約1,792字・読了目安4分

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この間、ほんの四五日であったが奈良に行った。そして、短い時間に慾張って処々の寺にあるよい仏像などを見た。奈良には、十九ばかりの頃、中学三年生の弟と春休みに数日暮したことがあった。その時は大阪にいた親戚により、大阪から今はもう廃業してしまった…

作品情報

初出「文芸日本」1925(大正14)年7月号
分類NDC 914
公開日2003-11-18
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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