宮本 百合子

行方不明の処女作

新字新仮名 約2,904字・読了目安6分

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活字となって雑誌に発表された処女作の前に、忘れることの出来ない、もう一つの小説がある。 私は小学校の一二年の頃から、うちにあった小さいオルガンを弾きおぼえ、五年生時分には自分の好きなのは音楽なのであろうと思っていた。ところが、段々文字がよめ…

作品情報

初出「婦人文芸」1935(昭和10)年3月号
分類NDC 914
公開日2003-11-30
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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