宮本 百合子

上林からの手紙

新字新仮名 約2,765字・読了目安6分

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ふつか小雨が降って、晴れあがったら、今日は山々の眺めから風の音まで、いかにもさやかな秋という工合になった。 山の茶屋の二階からずうっと見晴すと、遠い山襞が珍しくはっきり見え、千曲川の上流に架っているコンクリートの橋が白く光っている上を自動車…

作品情報

初出「サンデー毎日」1936(昭和11)年11月15日号
分類NDC 914
公開日2003-12-03
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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