宮本 百合子

まちがい

新字新仮名 約1,513字・読了目安3分

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夜の八時ごろ、お隣の女中さんが柿の木の彼方から、お電話ですと呼んでくれた。出てみたら弟の家内で、いそがしいところ呼び立てて御免なさいね、百合ちゃん、四谷旭町――旭は九に日をのせた旭ね、そこの大久保ってところ知っていて? と訊くのであった。さ…

作品情報

初出「新風土」1939(昭和14)年12月号
分類NDC 914
公開日2003-12-12
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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