岡本 かの子

処女時代の追憶

断片三種

新字旧仮名 約3,534字・読了目安7分

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○ 処女時代の私は、兄と非常に密接して居ました。兄に就いていろいろの思ひ出があります。十六七の時でした、何でも秋の末だと思ひます。子供のうちから歌や文章を好んで居た私を、やはり文学者として立つつもりで高等学校に居た兄が、新詩社の與謝野晶子夫…

作品情報

分類NDC 914
公開日2002-12-12
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆 別巻86 少女」作品社
入力門田裕志
校正林幸雄

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