相馬 泰三

六月

新字新仮名 約19,728字・読了目安39分

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まあ、なんと言ったらいいだろう、そうだ、自分の身体がなんのこともなくついばらばらに壊れてゆくような気持であった。身を縮めて、一生懸命に抱きしめていても、いつか自分の力の方が敗けてゆくような――目が覚めた時、彼は自分がおびただしい悪寒に襲われ…

作品情報

初出「早稲田文学」1913(大正2)年12月
分類NDC 913
公開日2004-06-16
最終更新2014-09-18
底本 「日本の文学 78 名作集(二)」中央公論社
入力土屋隆
校正林幸雄

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