富田 木歩

小さな旅

新字新仮名 約2,546字・読了目安5分

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五月六日 今宵は向嶋の姉に招かれて泊りがてら遊びに行くのである。 おさえ切れぬ嬉しさにそゝられて、日毎見馴れている玻璃窓外の躑躅でさえ、此の記念すべき日の喜びを句に纒めよと暗示するかのように見える。 母は良さんを連れて来た、良さんと云うのは…

作品情報

初出「俳句世界」1918(大正7)年6月号
分類NDC 911 914
公開日2006-08-21
最終更新2014-09-18
底本 「決定版富田木歩全集」世界文庫
入力土倉明彦
校正小林繁雄

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。