十一谷 義三郎

静物

新字旧仮名 約14,211字・読了目安28分

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一 家を持つて間のない道助夫妻が何かしら退屈を感じ出して、小犬でも飼つて見たらなどと考へてる頃だつた、遠野がお祝ひにと云つて喙の紅い小鳥を使ひの者に持たせて寄来してくれた。道助はその籠を縁先に吊しながら、此の友人のことをまだ一度も妻に話して…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1922(大正11)年11月
分類NDC 913
公開日2006-09-12
最終更新2014-09-18
底本 「現代文学大系 64 現代名作集(二)」筑摩書房
入力土屋隆
校正小林繁雄

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