海
新字新仮名 約763字・読了目安2分
東京の三鷹の家にいた頃は、毎日のように近所に爆弾が落ちて、私は死んだってかまわないが、しかしこの子の頭上に爆弾が落ちたら、この子はとうとう、海というものを一度も見ずに死んでしまうのだと思うと、つらい気がした。私は津軽平野のまんなかに生れたの…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2004-07-08 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「もの思う葦」新潮文庫、新潮社 |
| 入力 | 蒋龍 |
| 校正 | 今井忠夫 |
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