豊島 与志雄

湯元の秋

新字新仮名 約2,512字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

私は或る秋の初め、日光の奥の湯元温泉に約二週間ばかり滞在していた。十二月には雪を避けて人は皆麓の方へ下りてゆくという山中なので、日当りのいい傾斜面にはまだ種々な花が咲いているのに、野の草葉はもう霜枯れていた。霜枯れの頃になると、山国の人の心…

作品情報

分類NDC 914
公開日2006-01-16
最終更新2014-09-18
底本 「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社
入力tatsuki
校正門田裕志

豊島 与志雄の他の作品

豊島 与志雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。