黒島 伝治

まかないの棒

新字新仮名 約4,573字・読了目安9分

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京一が醤油醸造場へ働きにやられたのは、十六の暮れだった。 節季の金を作るために、父母は毎朝暗いうちから山の樹を伐りに出かけていた。 醸造場では、従兄の仁助が杜氏だった。小さい弟の子守りをしながら留守居をしていた祖母は、恥しがる京一をつれて行…

作品情報

初出1923(大正12)年12月
分類NDC 913
公開日2006-03-16
最終更新2014-09-18
底本 「黒島傳治全集 第一巻」筑摩書房
入力Nana ohbe
校正林幸雄

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