寺田 寅彦

観点と距離

新字新仮名 約1,985字・読了目安4分

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ある日、浜町の明治座の屋上から上野公園を眺めていたとき妙な事実に気がついた。それは上野の科学博物館とその裏側にある帝国学士院とが意外に遠く離れて見えるということである。この二つの建築物の前を月に一度くらいは通るので、近くで見たときのこの二つ…

作品情報

初出「文芸春秋 第十二年第八号」1934(昭和9)年8月1日
分類NDC 512
公開日2005-04-13
最終更新2016-02-25
底本 「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正浅原庸子

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