坂口 安吾

無毛談

――横山泰三にさゝぐ――

新字新仮名 約8,213字・読了目安16分

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私のところには二人ねるだけのフトンしかないのである。だから、お客様を一人しかとめられない。 先日、酔っ払って、このことを忘れて、横山隆一、泰三の御兄弟を深夜の拙宅へ案内した。気がついた時は、もう、おそい。もっとも、兄弟だから、いゝようなもの…

作品情報

初出「オール読物 第三巻第五号」1948(昭和23)年5月1日
分類NDC 913
公開日2007-08-22
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 06」筑摩書房
入力tatsuki
校正小林繁雄

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