坂口 安吾

悪妻論

新字旧仮名 約3,653字・読了目安7分

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悪妻には一般的な型はない。女房と亭主の個性の相対的なものであるから、わが平野謙の如く(彼は僕らの仲間では大愛妻家といふ定説だ)先日両手をホータイでまき、日本が木綿不足で困つてゐるなどゝは想像もできない物々しいホータイだ。肉がゑぐられる深傷だ…

作品情報

初出「婦人文庫 第二巻第七号」1947(昭和22)年7月1日
分類NDC 914
公開日2007-07-20
最終更新2016-04-15
底本 「坂口安吾全集 05」筑摩書房
入力tatsuki
校正oterudon

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