坂口 安吾

わが血を追ふ人々

新字新仮名 約10,629字・読了目安21分

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その一 渡辺小左衛門は鳥銃をぶらさげて冬山をのそ/\とぶらついてゐる男のことを考へると、ちようど蛇の嫌ひな者が蛇を見たときと同じ嫌悪を感じた。この男が鳥銃をぶらさげて歩くには理由があるので、人に怪しまれず毎日野山を歩き廻るには猟人の風をする…

作品情報

初出「近代文学 第一巻第一号」1946(昭和21)年1月10日
分類NDC 913
公開日2006-12-15
最終更新2014-09-18
底本 「坂口安吾全集 04」筑摩書房
入力tatsuki
校正小林繁雄

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