井上 紅梅 (翻訳者)、魯迅

故郷

新字新仮名 約8,674字・読了目安17分

この作品を読む Amazonで探す

わたしは厳寒を冒して、二千余里を隔て二十余年も別れていた故郷に帰って来た。時はもう冬の最中で故郷に近づくに従って天気は小闇くなり、身を切るような風が船室に吹き込んでびゅうびゅうと鳴る。苫の隙間から外を見ると、蒼黄いろい空の下にしめやかな荒村…

作品情報

分類NDC 923
公開日2004-04-01
最終更新2021-05-06
底本 「魯迅全集」改造社
入力京都大学電子テクスト研究会入力班
校正京都大学電子テクスト研究会校正班

井上 紅梅の他の作品

井上 紅梅の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。