坂口 安吾

本郷の並木道

新字旧仮名 約1,459字・読了目安3分

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一年半京都に住んで、本郷へ戻つてみると、街路樹の美しさが、まつさきに分つた。京都は三方緑の山にかこまれてゐるが、市街の樹木を殆ど思ひ出すことができないのである。多分、街路樹も、なかつたのだらう。 本郷へ戻つてきて、まづ友達とUSで昼食をとつ…

作品情報

初出「帝国大学新聞 第七二五号」1938(昭和13)年6月20日
分類NDC 914
公開日2006-01-21
最終更新2014-09-18
底本 「坂口安吾全集 02」筑摩書房
入力tatsuki
校正今井忠夫

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