太宰 治

一つの約束

新字新仮名 約767字・読了目安2分

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難破して、わが身は怒濤に巻き込まれ、海岸にたたきつけられ、必死にしがみついた所は、燈台の窓縁である。やれ、嬉しや、たすけを求めて叫ぼうとして、窓の内を見ると、今しも燈台守の夫婦とその幼き女児とが、つつましくも仕合せな夕食の最中である。ああ、…

作品情報

初出青森県某誌、1944(昭和19)年頃
分類NDC 914
公開日2005-02-11
最終更新2014-09-18
底本 「道化の精神」大和出版
入力青空文庫
校正土屋隆

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