小山内 薫

梅龍の話

旧字旧仮名 約4,703字・読了目安9分

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著いた晩はどうもなかつたの。繪端書屋の女の子が、あたしのお煎餅を泥坊したのよ。それをあたしがめつけたんで大騷ぎだつたわ。でも姐さんが可哀さうだから勘辨してお遣りつて言ふから、勘辨してやつたの。⦅赤坂のお酌梅龍が去年箱根塔の澤の鈴木で大水に會…

作品情報

初出「中央公論」1911(明治44)年12月
分類NDC 913
公開日2006-08-17
最終更新2014-09-18
底本 「日本現代文學全集34 岡本綺堂・小山内薫・眞山青果集」講談社
入力網迫、土屋隆
校正小林繁雄

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