坂口 安吾

安吾巷談

07 熱海復興

新字新仮名 約18,416字・読了目安37分

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私が熱海の火事を知ったのが、午後六時。サイレンがなり、伊東のポンプが出動したからである。出火はちょうど五時ごろだったそうである。 その十日前、四月三日にも熱海駅前に火事があり、仲見世が全焼した。その夜は無風で、火炎がまッすぐ上へあがったから…

作品情報

初出「文藝春秋 第二八巻第八号」1950(昭和25)年7月1日
分類NDC 914
公開日2006-02-13
最終更新2014-09-18
底本 「坂口安吾全集 08」筑摩書房
入力tatsuki
校正宮元淳一

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