坂口 安吾

明治開化 安吾捕物

02 その一 舞踏会殺人事件

新字新仮名 約23,507字・読了目安47分

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氷川の海舟屋敷の黒板塀をくぐったのは神楽坂の剣術使い泉山虎之介。この男、時はもう明治十八九年という開化の時世であるが、酔っぱらうと、泉山虎之介タチバナの時安と見得を切って女中のホッペタをなめたがる悪癖がある。 虎之介は幼少のころ、海舟につい…

作品情報

初出「小説新潮 第四巻第一一号」1950(昭和25)年10月1日
分類NDC 913
公開日2006-07-13
最終更新2016-03-31
底本 「坂口安吾全集 10」筑摩書房
入力tatsuki
校正松永正敏

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