坂口 安吾

明治開化 安吾捕物

16 その十五 赤罠

新字新仮名 約33,168字・読了目安66分

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年が改って一月の十三日。松飾りも取払われて、街には正月気分が見られなくなったが、ここ市川の田舎道を着かざった人々の群が三々五々つづいて通る。一見して東京も下町のそれと分る風俗。芸者風の粋な女姿も少からずまじっている。 深川は木場の旦那の数あ…

作品情報

初出「小説新潮 第六巻第四号」1952(昭和27)年3月1日
分類NDC 913
公開日2006-08-03
最終更新2016-03-31
底本 「坂口安吾全集 10」筑摩書房
入力tatsuki
校正松永正敏

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