岸田 国士

暖地の冬から山国の春へ

新字旧仮名 約1,210字・読了目安2分

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私は今湘南小田原の海岸近くに住んでゐるが、予期した通りの暖かさで、先日の大雪の日も、東京で無理をして品川からやつと電車を拾ひ、日が暮れて小田原の駅を降りると、驚いたことに、うつすらとしか雪の降つた形跡がない。 梅の花も熱海や湯河原より少しお…

作品情報

初出「新潮 第五十一巻第三号」1954(昭和29)年3月1日
分類NDC 914
公開日2005-01-02
最終更新2014-09-18
底本 「岸田國士全集28」岩波書店
入力門田裕志
校正大野晋

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