海野 十三

恐怖について

旧字旧仮名 約2,985字・読了目安6分

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恐怖なんて、無くもがなである。 ――と片づけてしまふ人は、話にならない。恐怖は人間の神經を刺戟することが大きい。ひどい場合は、その場に立ち竦んで心臟痲痺を起したり、或ひは一瞬にして頭髮悉く白くなつて白髮鬼となつたりする。そんな恐怖に自分自身…

作品情報

初出「ぷろふいる」1934(昭和9)年5月号
分類NDC 914
公開日2005-01-26
最終更新2014-09-18
底本 「海野十三メモリアル・ブック」先鋭疾風社
入力田中哲郎
校正土屋隆

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