宮沢 賢治

水仙月の四日

新字新仮名 約6,243字・読了目安12分

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雪婆んごは、遠くへ出かけて居りました。 猫のような耳をもち、ぼやぼやした灰いろの髪をした雪婆んごは、西の山脈の、ちぢれたぎらぎらの雲を越えて、遠くへでかけていたのです。 ひとりの子供が、赤い毛布にくるまって、しきりにカリメラのことを考えなが…

作品情報

初出「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
分類NDC K913
公開日2005-03-20
最終更新2014-09-18
底本 「注文の多い料理店」新潮文庫、新潮社
入力土屋隆
校正noriko saito

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